ホビーのドローンで失敗
よく分からず、最初は15,000円程度のドローンを通販で購入しました。
船上から飛ばして、いきなり海へドボン。タモですくおうとしましたが、時既に遅く、あっという間に沈んで行きました。
ここから学んだ重要なポイントが4つ。
一つ目が、リターンホームという機能がありますが、これは陸地でしか使えません。
何も考えず、陸地と同じ感覚でこの機能を作動させたところ、船の上に帰ってくると思いきや、とんでもないところへ着陸しようとしているではありませんか‼
よく考えてみれば当然のこと。船は風で流され常に動いており、同じ場所に止まっていないと言う事です。
ドローンは、GPSで飛び立った地点を記憶しており、ほぼ正確にリターンホームボタンで無難に着陸します。
二つ目が、衝突防止センサーが着いていて、船に着陸させようとしたら船を障害物と判断したのか、船を避けて海に着陸。そのまま海の底へ・・・トホホ(涙)
三つ目が、ホビーのドローンは風に弱く、海のような風を遮る建物がない場所では、それなりのパワーがあるドローンでなければ、操縦できないと言う事です。
少しの風に流され、船に近づけるのがやっと。微調整の操縦ができず、キャッチすることが出来ませんでした。
四つ目が、カメラがぶれるという事。安価なドローンは、本体とカメラが固定式で機体の揺れに合わせてカメラ映像もぶれまくりで、見られたものではありませんでした。
失敗は成功の基
それなりの失敗を経験しましたので、ネット検索で風に強く、映像がぶれず、バッテリーの時間が長く、そこそこの値段の商品を探しました。
ヒットしたドローンは様々でしたが、ユーチューバーがアップした映像も多くあり、その中からDJIミニ3プロ選んだ次第です。
それなりのドローンには、ジンバルという機能が付いていて、静止画像かと思うほど綺麗でぶれない撮影が可能で驚きました。
DJIミニ3プロは、風にも強く、バッテリーも40分以上、映像も4K撮影が可能で、スマホに合わせた縦画面撮影も出来ます。
何よりもコンパクトで、肩にかけて気軽に自転車で練習にいける程の大きさになります。
海の上で初撮影に挑戦
今回は、最初なのでまずは用心。
穏やかな日を選んで、止まった船の撮影で練習です。
たまたまお客さん急なキャンセルがあったらしく、ゲストで超人気遊漁船ウイッキー号の山下船長と釣りを楽しみながらの撮影となりました。
失敗を活かしての再チャレンジ。うまく行きました。
動いている船に着陸させるのは、至難の業です。手でキャッチすることが、一番の安全策。
まずは、直前に衝突センサーをオフにしてからでないと、ドローンが手から逃げようとします。また、指がプロペラに当たれば怪我をします。(経験済み)
陸上で何度も練習していましたので、一発で海に落とすこともなく、うまく行きました。