令和4年3月12日(土曜)満潮4時06分 干潮10時10分
久しぶりの凪の予報。長潮で釣れない可能性が高いものの、せっかくの好天。ここで迷っていては、来週悪天候で出航できないと後悔してしまいます。
朝の気温がおかしい?
朝我が家を3時半に出発。少しでも釣りの時間を長くするために、日も明けぬ内の出航です。ふと車の外気温のデジタル表示を見てビックリ。なんと16度を示しています。
先日まで、高くて6度、まだまだ0度でフロントガラスが凍っているのが日常でした。天気予報でも日中は25度程度で4月並みの気温とは言っていましたが、朝がこんなに温かいとは想像もしていませんでした。
急激な温度変化の日は釣れない!?
寒むさや暑さが続くことは釣果にはあまり影響はないが、気温?(水温)の急激な変化に魚は弱いので釣れない、と聞いていました。
いつもは釣れている想像をしながらマリーナに向かいますが、この日は不漁の予感がします。さて、釣果はどうなったでしょうか?
ポイントへ直行 早崎の瀬戸へ
この日のポイントは、天草の釣り場でも急流でなかなか釣りができない早崎の瀬戸です。
小潮でも流れが速く、大潮の時、場所によっては川の激流と化します。鯛の好漁場ですが、釣るテクニックが必要な場所でもあります。
早崎の瀬戸は、天草の海でタイのポイントとして有名で、多くの釣り師が船を浮かべます。皆さんも考える事は同じなのか、本日は長潮で潮が緩い。だからこそ、いつもは激流で釣りにならない場所でも、釣り糸を海底まで落とすことができます。
釣れないという長潮を逆手に取った戦略です。
遊漁船中もの釣果情報が寂しい
ポイントに6時半に到着。寄り道もせず、早崎の瀬戸へ向かいました。
周囲には、一隻も船がいません。不吉な予感がします。「俺だけ?釣らない潮だから誰もいないのかな~?」と、不安が増します。
陸地では、16度と最近では最高気温でしたが、海上は結構寒く、10時まではジャンパーが脱げませんでした。
その後一挙に気温が上昇。上がの13時頃には、26度と夏日になっていました。
不安が一挙に一瞬に吹き飛ぶ!!??
なんと、第一投目からヒット!!ドラグが鳴り響きます。水深は、約75m。仕掛けは鯛ラバで、タングステン60g カラーはパラピンピックにちなんで金。シラスが多いのでラバーは細目でスタートしました。
普段は、電動リールを使用するのですが、本日は久しぶりに手巻きのベイトリールを使用。なかなかドラグが出て巻き上がりません。60肩である私の肩は、悲鳴が上がります。肩のダルさを我慢しながらやっとネットイン。50㎝のきれいなピンク色をした真鯛でした。写真をご覧ください。
幸先のいいスタートです。魚が釣れない潮である長潮なんて迷信かも?第2投目、またまたドラグが緩いのか、鳴り響きます。経験者の方はご賛同いただけると思いますが、この音は、心地いいもので快感なのです。ほぼ同じ大きさの真鯛がヒットしました。
2投連続ともなれば、「今日は爆釣かも?」と思いますよね。そうは問屋は卸しません。その後、パタリと鯛の当たりはなくなりました。船長仲間からのラインにも、釣果情報が流れて来ません。誰も鯛が釣れていないようです。私だけ運が良かったようです。
「がらかぶ」はそれなりに
天草では、「カサゴ」の事を「がらかぶ」と呼びます。がらかぶは、無難に釣れます。
仕掛けは、鯛ラバとSLJ(スーパーライトジギング)です。
SLJは、ダイワのタングステンジグ45gを使用しましたが、本日は鯛ラバに軍配ありでした。約30匹の釣果でした。
その中に、なんと大きなアコウが一匹でしたが釣れました。
がらかぶは、みそ汁のダシや空揚げにはもってこいです。最近私は、面倒ですが3枚に下ろしています。丁度1枚が、鯛の刺身の1枚分くらいで、刺身でも一夜干しでも加工しやすくなり、結構美味しくいただけます。お試しください。
タックルのご紹介
鯛ラバのタックルは
ロッド シマノENGETSU PREMOM B69ML-S
リール シマノENGETSU CT150PG
ライン PE0.8号
鯛ラバ タングステン60g ゴールド
SLJのタックルは
ロッド スミスオフショアスティック HSJ-SSL64/2L
リール シマノステラ C3000MHG
ライン PE0.8号
ジ グ ダイワTGベイト45g 赤金
本日最後の楽しみは、食べる事。まずは、鯛のカブト割りをしての荒だきで夕食。1日寝かせてからの刺身。焼酎のハイボールと一緒に美味しく家族でいただきました。
今度から、調理の写真を撮るようにします。